FinTech(フィンテック)とは
FinTech(フィンテック)とは金融(Finance)と技術(Technology)を組合せた造語。
ざっくり金融、決済、財務サービスなどの既存サービスをITを活用してより便利で素晴らしいサービスにしちゃおうってイメージでいいと思う。
ちなみに、このFinTech(フィンテック)という単語はアメリカの(確か)シリコンバレーで作られた造語なので外人さんと英語で会話をするときにも使える。
よりイメージしやすくするために、代表的なFintech(フィンテック)事例を挙げると
●モバイル決済・送金
●家計簿・資産管理
●投資・資産運用
●会計・業務支援
●融資・クラウドファンディング
●ブロックチェーン・仮想通貨
●生体認証・セキュリティ
と大きく分けて今のところ7つのカテゴリに分けられるのかな?
分類する人にもよると思うけど。
どんな会社があるのかそれぞれのカテゴリごとに以下のようにまとめてみた。
上記の通り百花繚乱といった感じだ。
そもそもフィンテック、フィンテックとはやし立てているがさして新しい技術というわけでも、難しい話でもなく以下に示す図の通り既存サービスと大差ない。
※ブロックチェーンは全然違うので別の機会にそちらは記載予定
では何が目新しいかというと、既存サービスを何のイノベーションもせず、顧客の利便性など何も考えず胡坐をかいて殿様商売してきた金融系がしてこなかった「既存サービスの改善」だと思う。
例えば銀行が銀行アプリを出してもそれは自行のみで使えるアプリ。
しかし1人1銀行しか使ってないわけがない。
そこで登場するのが第三者企業としてフィンテックサービスを考えて提供しだした企業たち。
複数の金融機関を一度に管理できると便利だよね。
証券口座も一緒に管理しちゃおう。
電子クレジットも管理できるよ。
いっそのこと各ECサイト(楽天とかAmazon)の購入履歴も管理しよう。
第三者だからこそ動けたんでしょうね。
その波が大きくなればなるほど大手も参加せざるを得なくなって、とうとうメガバンクも連携するようになった。
こういった金融サービスに必須となってくるのがセキュリティサービス。
よってセキュリティもフィンテック関連として認識されるようになった。
また、いつまでも銀行が手数料ビジネスでぬくぬくしてるんじゃねーよ!ということで、Bitconeとか仮想通貨が生まれる。
っていうか、必要な時すぐに融資できない起訴みたいな銀行の代わりに、最短数分で融資ができるような独自のAIによる与信管理で解決。
こんな感じでITと金融サービス融合することでより便利で身近なものにしようという概念のがフィンテックと認識してもらえれば総世間と差異はないはず。
ブロックチェーン以外は、技術や概念はさほど目新しいわけでもない。
しかし、お金を抑えるサービスという意味では生活インフラを抑えることにもつながるため巨大な市場になっていくのは目に見えているため、ド本命のテーマとして考えてます。